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あいみょん「漂白」歌詞の意味を解釈。赤いコートの女性は幽霊?【映画「恋愛奇譚集」主題歌】

あいみょん/漂白/歌詞/意味/考察/解釈/恋愛奇譚集

ここではあいみょんの人気曲『漂白(ひょうはく)』の歌詞意味について解釈&考察をしていきたいと思います。

この曲は あいみょん のアルバム「青春のエキサイトメント」に収録されている曲で、映画『恋愛奇譚集』の主題歌として あいみょん 自ら書き下ろした楽曲となっています。

(※読み方は「れんあいきたんしゅう」です。)

歌詞の内容も、映画の主人公の心情に寄り添う内容になっていて、とても心が温かくなる歌詞になっています。

果たして歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?

 

あいみょん「漂白」はどんな曲?

 

10代のうちに人を何人愛せるかな
私は今日も何かを求めてる

従来のようにシミひとつ残さずに
白く白く洗い流す
心を優しい泡で洗い流す

あの人は今もあの子を忘れられず
白いお花を川に添える

小さな嘘で誰かを傷つけたり
人は必ず後悔する
それでも恋をしたいと思う

好きになって 嫌いになったり
ヤキモチ焼いたり キスしたり
この街で少し愛することを覚えた

また会いにきてね
馬鹿馬鹿しいほどに
私は恋をしていたわ
消えないでいてね
まだまだ知りたいことがあります

10回のうちに何回
当たりがあるかな
私は今日も何かを求めてる
心が優しい何かを求めてる

あの子が好きだった赤いコートや
忘れられない出会った場所
この街が少し大切に思えたの

またここにきてね
ファインダー越しに見える
笑った顔が好きでした
私との秘密は
これからもずっと内緒ね

あの日のようにそばにいたいのに
出会い別れてしまうでしょう
でもね、これはきっと奇跡なの
恋したこと キスの味 全てが物語
だからきっと

また会いに来てね
馬鹿馬鹿しいほどに
私は恋をしていたわ
消えないでいてね
まだまだ知りたいことがあります

どうしようもなく心が汚れた日は
あの日を思い出して洗い流す
心を優しい泡で洗い流す

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

 

『漂白』はあいみょん のファーストフルアルバム「青春のエキサイトメント」に収録されている楽曲で、映画『恋愛奇譚集』のために書き下ろされた楽曲。

 

あいみょん は主題歌の制作に当たって、監督に何度も”映画のイメージ”を訪ね、自分の中で物語を作り上げていったのだとか。

そのため、比較的スラスラと歌詞は浮かんできたんだそうですよ。

 

そしてタイトルである『漂白』の意味について記者会見でもコメントしています。

 

あいみょん:コメント

(劇中の)主人公のユーウェン(ピピ)が、出会いや恋愛を台湾に持ち帰ったあとも、その時のことを思い出して、心が汚れた時に村のことを思い出して心を洗い流せたらいいな、という思いを込めてこのタイトルを付けました

引用元:MusicVoice

 

歌詞の内容にかかっているのかと思ったらそういう意味だったんですね。

「心が汚れてしまうことがあったら、この曲を聴いて洗い流してね...。」という意味だったとは・・・。

さすが あいみょん。深いです...。

 

映画「恋愛奇譚集」とは?

映画『恋愛奇譚集』(れんあいきたんしゅう)は、

留学のために来日した1人の台湾人女性が、赤いコートをまとう謎めいた少女との出会いを機に、愛することの意味を知っていく姿を描いた青春ロマンストーリー。

 

主人公ピピを演じるのは台湾出身の女優ヤオ・アイニンで、この作品が日本映画初主演となります。

 

台湾だけでなく日本での活動も多いヤオ・アイニン。大原櫻子さんのドラマ「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」でも共演していましたね。

そして女優の有村かすみさんとも仲が良いのだとか。

 

ちなみに、ヤオ・アイニンさんはこの映画がきっかけで、あだ名もピピと呼ばれているそうですよ(笑)

 

映画のあらすじ

この場所で少し、愛することを覚えた-

台湾からの留学生・ユーウェン(ヤオ・アイニン)は、「感情は一瞬で変わるから、恋愛することは馬鹿馬鹿しい」と思っていた。

思うように言葉が通じないもどかしさを抱えながら、ホームステイ先の古川酒造の三代目涼太(和田聰宏)や同じクラスの気になる男子・光孝(栁 俊太郎)とその彼女・香織(遠藤新菜)たちと日々過ごしているユーウェン。

ある日、彼女にしか見えていない赤いコートを着た謎の少女・ユリ(福田麻由子)と出会うことで、心の内を話せる友達ができ、笑顔を取り戻していく。

「私たち二人は同じ国の人なのかも…」しかし、楽しい時間を共有していくと同時に、ユリと涼太そして東京から出戻ったワケあり娘・彩子(内田慈)との関係、そこに悲しい過去があることを知る。

ユリが幽霊だとわかった異邦人のユーウェンは、ユリの心残りに唯一気づき、不思議な絆で繋がっている二人は、大切な日に秘密の作戦を決行する。

果たして、ユリとユーウェン二人の想いは届くのだろうか? そして、彼女たちは誰かにとって忘れられない存在になれるのだろうか・・・?

映画の内容を把握することでより『漂白』の世界観をり配しやすくなりますね。

それでは、歌詞の意味について考察していきたいと思います。

あいみょん「漂白」歌詞の意味を考察

 

恋愛奇譚集は台湾から留学した少女と、彼女にしか見えない女性の絆を中心に繰り広げられる、恋愛群青映画です。

 

「漂白」の歌詞は映画のストーリーに絡む部分もありますが、それを踏まえつつ、歌詞そのもの世界観についても考察していきたいと思います。

あいみょん「漂白」Aメロ/歌詞の意味

10代のうちに人を何人愛せるかな
私は今日も何かを求めてる

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

10代の頃の恋愛ってまだ考え方が甘かったり、本当の「愛」というのは理解できていないことが多いもの。

でも、全力で人を好きになって打算的でないのも10代の頃の恋愛だったりします。

 

MVの冒頭でピピは「私は恋愛を信じない。だって恋愛をしている人はみんな...どこかばかにみえるから」と言っています。

若さと対称的なドライな考えかた。というか、恋愛に対してちょっとヒネクレた考えを持っているようですね。

 

「私」は人を愛することができるのだろうか?

本当の愛を感じる恋愛ができるのだろうか・・。

 

そんな葛藤を感じますね。

従来のようにシミひとつ残さずに
白く白く洗い流す
心を優しい泡で洗い流す

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

「10代」と「従来」という響きから、言葉遊びで表現した部分。

 

10代の頃の価値観はまだ変に染まっていない真っ白な布。

『優しい泡』というのは、いくつになっても「従来の真っ白なもの」に戻せる、清らかな想い出のことでしょうか。

あいみょん「漂白」Aメロ②/歌詞の意味

あの人は今もあの子を忘れられず
白いお花を川に添える

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

あの人 というのは『私』の中に登場する人物の一人。

好きな人かどうかはわかりませんが、大事な人ではあるのでしょう。

 

そんな あの人 にも忘れられない『あの子』がいます。

白いお花を川に添えるのは、きっと『あの子』にはもう会えないからなのだと思います。

小さな嘘で誰かを傷つけたり
人は必ず後悔する
それでも恋をしたいと思う

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

恋愛をしていると、「嘘をついて傷つけてしまうこと」も、「傷つけられてしまうこと」も誰しもがあるのではないでしょうか?

 

しかしその『嘘』は、相手を傷つけないようにするための嘘だったかもしれませんし、

自分が傷つかないようにするための嘘だったのかもしれません。

 

その度に「あんなことを言わなければよかった」と後悔することも多々あります。

 

決して綺麗なことばかりではないけど、それでも人はまた人を好きになる。

 

恋をするということは、そんな自然な気持ちなのだということが伝わってきます。

あいみょん「漂白」Bメロ/歌詞の意味

好きになって 嫌いになったり
ヤキモチ焼いたり キスしたり
この街で少し愛することを覚えた

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

人を好きになるということは、必ずしも自分の思い通りにいきません。

 

好きになっても辛すぎて「いっそのこと嫌いになりたい」という感情から「嫌いになったつもり」になってみたり。

 

相手にも大事な人がいて、自分ではなく別の誰かを見ているとヤキモチを焼きたくもなります。

 

そして、そんな自分が嫌になることもあると思います。

でも、キスをした時のドキドキはそれにも勝ったり・・。

 

好きになれなかった街で、少しだけ本当の「愛」を知った。

そんなシンプルな感情が、この歌詞から伺えます。

あいみょん「漂白」サビ/歌詞の意味

また会いにきてね
馬鹿馬鹿しいほどに私は恋をしていたわ
消えないでいてね
まだまだ知りたいことがあります

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

『私』の大事な人は、恋する相手だけではなかったのかと推測します。

恋愛だったり友情だったり、この世の人ではなかったかもしれません。

 

でも、大事な人には変わりないのです。

そんな大事な人にまた会いたい。

 

馬鹿馬鹿しいと思っていた「恋」を自分もしたことで、色々と話したいこともたくさんできた。

まだまだ教えて欲しいこともあるからまた会いたい。

 

そんな切ない想いが伝わってきますね。

あいみょん「漂白」2番Aメロ/歌詞の意味

10回のうちに何回当たりがあるかな
私は今日も何かを求めてる
心が優しい何かを求めてる

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

もし、これから10回恋愛するとしたら、その中の何回が本当に愛せる人なのだろうか?

それを「当たり」と表現しています。

 

本当に純粋な気持ちになれる恋はこの先何回できるのか。

恋の魅力を知った『私』は、常にその時の気持ちを思い出して

恋愛するたびに求めてしまっているのかもしれませんね。

あいみょん「漂白」2番Bメロ/歌詞の意味

あの子が好きだった赤いコートや
忘れられない出会った場所
この街が少し大切に思えたの

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

赤いコート』とは、恋愛奇譚集に出てくる『私』にしか見えない『あの子』が着ていたコート。

姿実体とか関係なしに『私』にはとても大事な人です。

そんな『あの子』と出会った場所や経験したこと、全てが『この街』でのことです。

 

最初は好きになれなかった『この街』が好きになれる出会いであったことがストレートに伝わってきます。

あいみょん「漂白」サビ/歌詞の意味

またここにきてね
ファインダー越しに見える
笑った顔が好きでした
私との秘密は
これからもずっと内緒ね

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

『またここに』来て欲しいのは『あの子』なのでしょうか?

それとも馬鹿馬鹿しいくらいに恋した相手でしょうか?

 

どちらであっても、両方であっても、カメラを向けた時の笑顔が何よりも好きな想い出なのでしょう。

 

『私との秘密』とありますので、『私』にしか見えない『あの子』との想い出なのかもしれませんね。

あいみょん「漂白」Cメロ/歌詞の意味

あの日のようにそばにいたいのに
出会い別れてしまうでしょう
でもね、これはきっと奇跡なの
恋したこと キスの味 全てが物語
だからきっと

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

人生とは出会いと別れの繰り返しです。

ずっと一緒に居たいけど、それは叶わない。

 

だからこそ、一緒に居たいと思える人との出会いは奇跡なのだと思います。

 

『私』がその場で経験した全てが奇跡のようであり、物語のような出来事です。

きっとずっと忘れられない想い出なのでしょうね。

あいみょん「漂白」ラスサビ/歌詞の意味

また会いに来てね
馬鹿馬鹿しいほどに
私は恋をしていたわ
消えないでいてね
まだまだ知りたいことがあります

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

何度も繰り返したいくらい、また会いたい、また話したいということなのでしょう。

 

馬鹿馬鹿しいと思っていた恋も、『あの子』と会ったことも全てまた経験したい出来事なのだと思います。

あいみょん「漂白」ラストAメロ/歌詞の意味

どうしようもなく心が汚れた日は
あの日を思い出して洗い流す
心を優しい泡で洗い流す

引用:「漂白」作詞作曲/あいみょん

まだ純粋だった頃の経験が従来のような白い布であり、想い出なのでしょう。

 

色々経験して、打算で物事を考えるようになって、疲れてしまうこともこの先たくさんあると思います。

 

だからこそ、10代の頃の純粋な出来事を思い出すことで

心を『漂白』したくなる のかもしれません。

あいみょん「漂白」歌詞の意味は? まとめ

あいみょん

大人になって色々経験してくると、10代の頃のように純粋な気持ちではいられなくなる人が、ほとんどではないでしょうか?

この曲はそんな汚れた気持ちを『漂白』してくれるような、懐かしい気持ちになれる曲ですね。

 

そんな気持ちを「経験した人」も、「これからの人」も、

そして、今「真っ最中の人」も 。

きっと共感できる、心が暖かくなれる歌詞だと思います。

 

  • この記事を書いた人
tomiyoshi

トミー

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