あいみょん「ふたりの世界」歌詞の意味を解釈。自己中な彼女のホンネが隠された曲だった。

ふたりの世界/あいみょん/歌詞/意味/解釈/考察

今回はあいみょんの『ふたりの世界』の歌詞の意味について考察と解釈をしていきたいと思います。

 

この曲は2017年にリリースされたアルバム「青春のエキサイトメント」に収録されている楽曲。ライブでも人気のこの曲は「こんな恋わかるなぁ」と共感させる歌詞と、独特の表現力で注目を集めています。

 

この曲では男女の恋愛をリアルに表現する表現が多く出てきますが、あいみょんはこの歌詞には一体どんな思いを込めているのでしょうか?

歌詞の意味について解釈しながら掘り下げていきたいと思います。

 

追記:2018年に最初の考察をしたこの曲ですが、改めて解釈すると全く意図している内容が違うということに気づいたので、修正しました。

きっと他のサイトとは違う解釈になっていると思いますので、共感していただける方がいたらコメントをお待ちしています。

ここでは歌詞に込められた意味を読み解きつつ、その歌詞は何を意味しているのか掘り下げていく内容となっていますので、一つの解釈のヒントにしていただけたらと思います。

あいみょん「ふたりの世界」はどんな曲?

「ふたりの世界」歌詞フルサイズはタップ>>

いってきますのキス
おかえりなさいのハグ
おやすみなさいのキス
まだ眠たくないのセックス
お風呂からあがったら
少し匂いを嗅がせて
まだタバコは吸わないで
赤いワインを飲もう

悲しいだけなら
こんな恋はしてない
あなたの声だったり
笑い方が好き
あまり優しくないし
仕事ばかりだけれど
この前2人で見に行った
ライオンの赤ちゃん

いつになったら私のことを
嫌いになってくれるかな
そんなことばかり期待している私は
ちょっとズルいかな

サヨナラって言わないでって
言うくせにいつも私が
「さよなら」を告げるのにね
自己中心的に進む恋愛と
この先の不安が
混ざり合って 抱き合って
今がある

それはFコードそれはGコード
それはDコード
私が教えたギターは
今どんな感じ?
私あなたがいつもコンビニで買う
コーヒーは分かってたつもりなのに
間違えちゃったことがショックで
今日は寝れないみたい

いつになったら私のことを
嫌いになってくれるかな
そんなことばかり考えている私は
ちょっとズルいかな

大好きだって言えばいつも
静かに頷いて
「知ってる」って笑うのよ
そのシワシワな笑顔と
かすれた声がある生活に
満たされて 幸せで 今がある

そばにいるだけで幸せだなんて
私そんなこと今まで
一度も思ったことないわ
でも勘違いしないで
嫌いなわけじゃないのよ
私だってよく分からないわ
なぜ泣いているのか

いつになっても私のことを
好きでいてほしいけど
そんなワガママばかり言う私は
ちょっと ズルいかな
ダメかな 嫌かな

サヨナラって言わないでって
言うくせにいつも私が
「さよなら」を告げるのにね
自己中心的に進む恋愛と
この先の不安が
混ざり合って 抱き合って
満たされて 幸せで
大好きで ちょっと嫌いで
今がある

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

「ふたりの世界」は2017年9月に発売されたファーストフルアルバム「青春のエキサイトメント」に収録されている楽曲。

明るい曲調なんですが歌詞をよく見るとなんだか切ない印象のラブソングになっています。

Banbi(歌詞担当)

まるで自身で経験してきた内容をそのまま描いているようなリアルすぎる歌詞。

共感するファンも多く、ライブでも人気の曲なんです。

ちなみに「ふたりの世界」はフジテレビ/Netflixで放送されている「テラスハウス(軽井沢編)」で挿入歌としても使われていました。

カップルになった、岡本至恩と佐藤つば冴の ふたりのシーンで主に挿入歌として流れていましたね。

この曲がカップルの誕生に適した曲かどうかは別として…..(笑)←この言葉の理由は後半で。

青春のエキサイトメント

⇒『青春のエキサイトメント』詳細>>

ちなみにアルバム『青春のエキサイトメント』は、ラジオの局のパワープレイを総なめにした「君はロックを聴かない」を始めデビュー曲の「生きていたんだよな」など、ものすごく内容の濃いバリエーションの楽曲が詰まったアルバムになっています。

 

インディーズデビュー時に業界でも話題になった問題作『貴方解剖純愛歌~死ね~』も収録されていますので、まだチェックしていないという方は是非どうぞ。

あいみょん「ふたりの世界」歌詞の意味を解釈。

という訳でここからは『ふたりの世界』の歌詞の意味について解釈をしていきたいと思います。

改めて歌詞を解釈していくと、いかに自分が固定観念で曲を聴いていたかということに思い知らされます。

 

さて、この歌詞にはどんな意味が込められているのでしょうか?

ラブラブな2人の関係性…

いってきますのキス
おかえりなさいのハグ
おやすみなさいのキス
まだ眠たくないのセックス

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

聴いているこちらが照れてしまうくらい、ストレートな歌詞で、ふたりの日常を表現している部分です。

おそらく恋人同士の関係なのでしょうが、付き合いたてのような初々しい関係性ではないのがわかります。

 

ただ、マンネリとまでは言いませんが、ラブラブな描写のようで、どこか淡々とした印象も感じます。

その理由はなぜでしょうか。

お風呂からあがったら
少し匂いを嗅がせて
まだタバコは吸わないで
赤いワインを飲もう

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

匂いというのは人の記憶に残りやすいものです。

特に好きな人の匂いはどんな匂いでも良い香りに感じるという説があるくらい。

 

お風呂上がりというのは、一番ナチュラルな匂いで包まれているように感じるのかもしれません。タバコの匂いで消されないうちに、酔って優しい匂いを身体中で感じたい。

 

赤いワイン』と具体的なのは、あいみょんのことですから何かの比喩なのかと思いました。

あいみょん自身が官能小説を愛読しているので、もしかしたら官能的な比喩が隠されているかもしれませんね。


ただ、この彼女の一連の行動にあざとさを感じる気もします。

まるで何かを”気づかれないようにしている”とも思えるくらい….。

明るさに隠された”ふたりの世界”

悲しいだけなら
こんな恋はしてない
あなたの声だったり
笑い方が好き

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

恋愛は楽しいことばかりではありません。

でも、それだけじゃない。

『あなた』だからこそ、好きな部分がたくさんあるから、それでもまだ恋をしている。

全ての恋愛は、これがあるから楽しいと思うのでしょうね。


「悲しいだけならこんな恋はしていない」という逆説的な表現。

つまり悲しい事の方が多い…という意味でもあります。

 

すぐに、あなたの「好きな部分」を並べることで一瞬、前半のネガティブがかき消されますが、、、

このあたりから徐々に彼女の本音が見え隠れしてきます。

では次へ行きましょう。

あまり優しくないし
仕事ばかりだけれど
この前2人で見に行った
ライオンの赤ちゃん

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

好きな人に冷たくされても、楽しかった記憶というのが頭をよぎること、ありますよね。一緒に何かを体験して感じた感情は記憶に残りやすいのです。

優しくなくても、忙しくて構ってもらえなくても、一緒に過ごして共有できる感情があるだけで幸せ。そう共感できる歌詞ですね。

 

やはりここでもネガティブな「優しくない。仕事ばかり」という表現が出てきますが、すぐに2人で行った「動物園の思い出」で、かき消します。

徐々に彼女の本音が見えてきましたね(笑)

Banbi(歌詞担当)

「動物園に2人で行った」と表現しないところが良いですよね。

直接的に言わないことで、その一言の歌詞の中に想像が広がります。

彼女だけが想う、この先の二人。

いつになったら私のことを
嫌いになってくれるかな
そんなことばかり期待している私は
ちょっとズルいかな

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

『私』のことを嫌いになってほしいわけではなくて、『私』が嫌いになりたくない。

自分からは嫌いになれないから、いっそのこと相手から嫌いになってくれれば良いのに。

 

以前、この歌詞を解釈したときは上記のように思っていましたが、どうやらこのサビに隠されている思いはもっと複雑なようです。

  • 本当は別れたい
  • 自分から別れを切り出すのは嫌
  • このふたりの関係が嫌いではない
  • 彼氏のことは好き
  • でもあまり未来を感じていない

行動に移す気はないけど「ゆくゆくは別れようかな」と思っている彼女のちょっとズルいけど、切実な考えが現れている歌詞ですね。

ここからサビの内容のつじつまが合ってきますよ。

恋愛体質の彼女が求めるものとは?

サヨナラって言わないでって言うくせに
いつも私が「さよなら」を告げるのにね
自己中心的に進む恋愛とこの先の不安が
混ざり合って 抱き合って 今がある

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

『サヨナラ』は恋人ではなくなるという意味。『さよなら』はその時帰る場所に帰るためのもの。そう解釈しましたが、果たして真相はどうなのでしょうか。

自己中心的に進む恋愛とは、相手の自己中さと、『私』の自己中両方だと思っています。相手も『サヨナラ』って言ってほしくないけれども、『私』も自分から嫌いになりたくない。

お互いのことを思っているようで、わがままな感情もあって、この先やっていけるのかという不安もある。それでも「好き」という感情があるから「この場」に居られる。

そういう恋愛中の複雑な感情は、大人になればなるほど出てくるのかもしれませんね。


もう、解釈が浅すぎましたね(笑)

「いつも私がサヨナラを..」の一言で、彼女が恋愛体質だという事が、よくわかりますね。

 

もしかすると彼女は熱し易く冷めやすい性格なのかもしれません。

でも、彼氏のことは嫌いじゃないんです。

ただ、彼女自身の自己中心的に繰り広げられていく恋愛観と、この先の未来に不安を感じているだけなんですね。

 

だから、別れて付き合って、経験して、また別れて。

その繰り返しで今がある。

 

そう解釈すると、2番ではまたストーリーが大きく変化していくことになります。

「ふたりの世界」2番では彼氏が違う?

それはFコードそれはGコードそれはDコード
私が教えたギターは 今どんな感じ?

私あなたがいつもコンビニで買う
コーヒーは分かってたつもりなのに
間違えちゃったことがショックで
今日は寝れないみたい

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

Fコード、Gコード、Dコードという、ギターコードの基本中の基本。

彼女が弾くギターに興味を持ち、彼は始めようとしたのでしょうか?

どう考えても あいみょん の実体験のような気がしてしまいますね。

ただ、気になるのは、『今どんな感じ?』と言っていることから、別れたのか、もしくは距離を置いている最中なのか?

彼のことはなんでも知っている。そして、彼もそう思っていたはず。

だからこそ、そんな些細なことで彼はショックを受けてしまったのかもしれないですね。そして、ちょっと女々しい彼の性格も感じ取れる部分の歌詞です(笑)


1番に出てくる彼氏は、仕事ばかりで、優しくない。

風呂上がりにすぐタバコ吸うようなオラオラ系の彼氏。

なのに、2番ではちょっとコーヒー間違えただけでショックを受けるようなニャンニャンキャラになっています。(笑)

 

なんだか性格が違い過ぎるので、同一人物ではない気もしてしまいますが、2面性のある彼氏なのでしょうか?

 

そして、「今どんな感じ?」という部分で過去の思い出になっているので、別れていることが解ります。

Banbi(歌詞担当)

いろいろな恋愛をしてきた彼女の経験を歌っている曲。

彼女の今があるのは「いろいろなタイプの男性と付き合ってきたからこそ」なのでしょう。

基本的に、自分から別れは言いたくありません(笑)

いつになったら私のことを
嫌いになってるくれるかな
そんなことばかり考えている私は
ちょっとズルいかな

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

基本的に「別れ」を自分からは言いたくありません。

だから嫌いになってくれるのを待つという・・・。

 

恋愛体質なのに、実は現実的であざとい…。

ある意味、女性の可愛さ一番出ている部分ですよね(笑)

あいみょん「ふたりの世界」2番サビ/歌詞の意味

大好きだって言えばいつも
静かに頷いて
「知ってる」って笑うのよ
そのシワシワな笑顔と
かすれた声がある生活に
満たされて 幸せで 今がある

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

このサビでは明らかに彼女に主導権がある関係性が分かる部分。

ニャンニャンキャラの時の彼氏が彼女に甘えているのが分かる部分です。

 

そして、彼の「冷たい」イメージ以外の表現がここで初めて出て来ました。

「知ってる」と言って笑って頷く、彼の可愛らしさも伝わってきます。

 

それも彼の大好きな部分なのでしょう。

そしてそんな経験も彼女の人生の糧になります。

彼女のリアルな感情。

そばにいるだけで幸せだなんて
私そんなこと今まで一度も思ったことないわ

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

ここは、ふたりの別れの瞬間を切り取っている部分。

彼にとっては2人でいることが幸せそのものだったようですが……。

 

「私はそんなこと一言も言ってない。」と切り返す彼女は、彼氏に何を言われたのでしょうか。

リアルな別れ際の会話が想像できますね。

 

でも、別れる理由は「嫌いだから」では無いんです。

でも勘違いしないで
嫌いなわけじゃないのよ
私だってよく分からないわ
なぜ泣いているのか

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

そばにいるだけで幸せとは思わないけど、かと言って嫌いなわけではない。

そこだけは勘違いしてほしくない。そこは彼も理解しているのではないかと思っています。

でも、どこかで満たされない思いがあるから、気持ちの葛藤もあって泣いてしまうこともあるのではないでしょうか。


断言してもいいですが、この感情は男には理解できないです(笑)

嫌いじゃないけど、続けていく気にはなれない。

でも別れ際には、なんだか今までの思い出が蘇って涙が溢れてくる…。

 

でも、よりを戻す気はないです(笑)

泣きますけど、気持ちは未来へ向かっています。

 

女性はさっぱりしていますからね。

だから自分でもよく分からないんです。

彼女にとっては卒業のようなもの?

いつになっても私のことを
好きでいてほしいけど
そんなワガママばかり言う私は
ちょっと ズルいかな
ダメかな 嫌かな

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

基本的には別れても嫌いになられたくないし、嫌いになりたくもないです。

ふらりの関係性を卒業するようなイメージだから。

 

彼女自身も「こんな考え方っていけないのかな?」って自問自答していますが….

ラストでその答えが出ますよ。

あいみょん「ふたりの世界」ラスサビ/歌詞の意味

サヨナラって言わないでって言うくせに
いつも私が 「さよなら」を告げるのにね
自己中心的に進む恋愛とこの先の不安が

混ざり合って 抱き合って
満たされて 幸せで
大好きで ちょっと嫌いで 今がある

引用:「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん

大好きだけど、ここは嫌い、好きだからこそ寂しいと思ってしまう。

恋愛って順調に進むことはなくて、だからこそ充実するのかもしれません。

そして、当たり前のことでも幸せに感じるのかもしれませんね。


大好きで、ちょっと嫌いで、というのはすべて自分のこと。

恋愛体質で、自己中すぎるこんな私・・・・嫌いだけど、でもちょっと好き(笑)

 

だってこれだけ経験をしてきたから、今がるんだもの。

という事なのでしょう。

 

最後までやっぱり自己中なんですね(笑)

あいみょん「ふたりの世界」歌詞の意味は? まとめ

この解釈をし終わって、別れの曲なのになぜこんなにキャッチーで明るい曲調なのか腑に落ちました。

そもそも彼女主体の前向きな曲だったからなんですね。

一見すると、ラブラブな二人の関係性をリアルに表現…

みたいに受け取ってしまいますが、さすがあいみょん 一筋縄ではいきませんね(笑)

 

まとめてみると…。

  1. ラブラブに見える二人
  2. でも本音と行動は別
  3. 好きだけど、別れたいな。
  4. 別れたいけど自分から言うのは嫌。
  5. だから嫌いになってくれないかな。
  6. でもふたりの関係性に未来を感じないな~
  7. と思いながらも「大好き!」を演出してます。
  8. 子供っぽいところも好きだけど、それとこれとは別
  9. 私の未来も考えると、先に不安もある。
  10. 結局は私から(いつも)別れを切り出す
  11. そんな恋愛を今までもしてきました。
  12. 彼氏と私の恋愛観の相違・・。
  13. 言っとくけど「そばにいるだけで幸せなんて一度も言ってませんからね。」
  14. でも嫌いじゃないし、嫌いになって欲しくない。
  15. 自己中かな・・・こんな私。
  16. でもそんな自分が嫌いじゃない。
  17. というか、、、、好き。

まとめるとこんな時系列だと思います(笑)

いかがでしたか?

あいみょん の「ふたりの世界」を私はこう解釈しましたが、あなたはどう思いますか?

共感頂けたらコメントお待ちしています。

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