撮影終了後、編集のマイケル・カーンと音楽のジョン・ウィリアムズが最終的な仕上げを施した。スピルバーグとウィリアムズにとって本作は29本目、そして44年目のコラボレーションとなる。「ジョンは後にオーケストラで演奏することになる全ての楽曲を、まず私のためにピアノで聴かせてくれる。だが今回は時間がなかったから、事前の確認なしに楽曲制作に立ち会った」とスピルバーグは語る。「毎回のことだが、どの曲も最高だった。美しく抑制されていながら、必要な場面では非常に力強い音楽なんだ」

スピルバーグは撮影の終わりが近づいた頃、本作が彼にとって特別な理由を次のように語っている。「これは俳優による真のアンサンブル映画だ。またこのような作品を作りたいと思っている。私の全キャリアを通しても、最も満足のいく現場の1つだった」

また、本作は現在のアメリカでささやかれている話題についても反映している、とスピルバーグは締めくくる。「今こそ、報道の自由という美徳を追求するのに完璧な時期だ。信念を貫いた報道が行われることでこの国の民主主義がいかに発展するかについて、率直な議論を交わすべき時だと思っている」